
今まで数々の伝説を残してきた本田圭佑選手ですが、今季からオランダ1部のフィテッセに個人としては10年ぶりにオランダへと新天地を移しました。
33歳にして欧州トップレベルのオランダリーグへの移籍は、並大抵のものではないので、流石本田圭佑だなと思いました。
あながち、本人も言っている東京五輪出場もあり得なくない事だなと思っています。
では、そんな本田圭佑選手の実績・特徴について、改めてまとめてみましたので是非ご覧ください!
基本情報・経歴

本田圭佑(大阪府出身)
【生年月日】1986年6月13日(33歳) 【身長・体重】182㎝・79㎏
【経歴】星稜高校→名古屋グランパス→VVVフェンロ→CSKAモスクワ→ACミラン→CFパチューカ→メルボルン・ビクトリー→フィテッセ(現在)
【代表歴】日本代表98試合出場(A代表)37得点(歴代4位)
ワールドカップ3度(南アフリカ・ブラジル・ロシア)出場
実績
星稜高校時代~
1年時の高円宮杯全日本ユース選手権準優勝。
3年時には主将として第83回全国高等サッカー選手権大会に出場し、石川県初のベスト4に導く。
その後、特別指定選手として名古屋グランパスに所属し、7月24日のナビスコカップのジュビロ磐田戦で初出場。
2005~2007年 名古屋グランパス時代~(背番号24)
3年時の選手権ベスト4の実績もあり、いくつかのJクラブからオファーがあったが、特別指定選手として所属した名古屋グランパスへと入団します。
2005年3月5日に史上4人目となる高卒ルーキーで開幕スタメン(ジェフユナイテッド千葉戦)を勝ち取ります。
その後、プロ2年目でレギュラーを勝ち取ります。
リーグ戦90試合出場11ゴール
2008~2010年 VVVフェンロ時代~(背番号29・10)
2008年1月16日にオランダ1部(エールディヴィジ)のVVVフェンロへと移籍し、その当日の試合で無事にデビューを果たします。
その後、レギュラーとしてプレーするもチームは2部へと降格します。
ですが、移籍2年目、背番号も29から10へと変更すると、チームの中心選手(主将)として、リーグ36試合16ゴール13アシストを記録し年間MVPを獲得、チーム2部優勝へと導きます。
その翌シーズンも前半戦まで所属し、18試合6ゴール7アシストを記録します。
58試合出場24ゴール
2010~2014年 CSKAモスクワ時代~(背番号7)
2010年1月1日移籍金900万ユーロ(約12億円)でロシアプレミアリーグのCSKAモスクワへと移籍します。
2月24日のチャンピオンズリーグ決勝T1回戦1stレグのセビージャ戦でデビューを果たします。
2ndレグも出場し、1ゴール(直接FK)1アシストの活躍で日本・クラブ・ロシア勢初のCLベスト8進出へと導きます。
その後もレギュラーとして活躍し、2011-12シーズンからは右サイドハーフで出場しますが、右ひざ半月板損傷でほぼシーズンをふいにしてしまいます。
その翌シーズンは前半戦だけで7Gを挙げる活躍を見せるも、左足首を負傷、4月21日のスパルタク・モスクワ戦で復帰し、国内3冠に貢献します。
リーグ戦94試合出場20ゴール
2013~2017年 ACミラン時代~(背番号10)
2013年12月11日にセリエAの超名門ACミランへと移籍します。
リーグ戦81試合出場9ゴール
2017~2018年 CFパチューカ時代~(背番号02)
2017年7月14日にリーガMXのCFパチューカへと移籍します。
リーグ戦29試合出場10ゴール
2018~2019年 メルボルン・ビクトリー時代~(背番号4)
2018年8月6日に年棒制限のないマーキープレイヤーとしてAリーグのメルボルン・ビクトリーへと移籍します。
開幕7試合で4ゴール3アシストを挙げる活躍を見せ、10・11月の月間最優秀選手賞を獲得します。
リーグ18試合7ゴール
2019年 フィテッセ時代~
2019年6月~10月まで無所属の状態が続いていましたが、10月31日にCSKAモスクワ時代の恩師であるレオニード・スルツキー率いるフィテッセの練習へと参加すると、11月6日に見事1年契約を勝ち取り、現在に至ります。
特徴
逆境に負けない強靭なメンタリティー

本田選手といえば何よりも忘れてはいけないのが、強靭なメンタリティーでしょう。
逆境にも負けず、ロシア時代には大きなけがを経験しながら、より強い選手として戻ってきて、世界でも屈指の名門のACミランでは、破格のプレッシャーがかかる背番号「10」を選び、言動でも周りの意見に左右されずに発言していました。
また、勝利へと渇望が並外れており、たとえ監督でも勝利のためには反論し、意見をぶつけることができ、その上自分にはビッグマウスでプレッシャーをかけ、常に向上心を持ち続けているのは素晴らしいです。
代表ゴール数は歴代4位

意外にも代表ゴール数は歴代4位であり、MFとしては歴代1位で、現役の日本代表選手でも最高は大迫選手の16位です。
また、数だけではなく、印象に残るゴールをいくつも決めています。
CL2ndレグセビージャ戦の決勝FK・2010W杯のデンマーク戦での無回転FK・ミランのEL出場を決定づける直接FK・2014W杯最終予選での出場を決めるPKなど、挙げたらキリがありません。
まさに、実力ともに「持っている選手」だといえるでしょう。
日本人離れした強靭なフィジカルと魔法の左足

プレイヤーとしての特徴としては、屈強なフィジカルを持つ外国人選手にも負けない強靭なフィジカルを持ち、ボールキープにも優れており滅多にボールを取られないため、前線でタメを作ることが出来ます。
また、適正ポジションはトップ下であり、左足から繰り出されるシュート・パスはどれも一級品で、アシストしたり自ら点を取ったりと、まさに司令塔タイプの選手です。
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